「胡桃ー!恭汰くんは何時に来るのー?」
そんなお母さんの声がキッチンから聞こえて私は飾りつけしていた手を止めた。
飾りつけしていたのはクリスマスツリー。
1メートル程の小ささだけど、幼い頃からウチにあって私のお気に入りだったりするんだ。
「1時くらい!きっと先輩だから迷わないと思う」
キッチンに顔を出してから、そう伝えた。
今の時刻は午前10時。
普段は早起きなんて出来ないくせに、今日は張り切って早起きしてしまった。
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