「つか、じろじろ見んなよ鈴宮」


私の方へ向くとさらに眉間のシワが深くなった武智。

ったく、これのどこが爽やかなのよ!?


私が1人むすっとしていると。




「で?何だよ城田」

「あーあのさ、胡桃ってば告白、するらしいよ?」

「ブッ!!」


2人が話し始めて、それをぽけっと見ていた時に

エナメルから取り出して飲んでいたお茶を見事に吹き出した武智。


朝練の後だからお茶が飲みたかったんだろうな……じゃなくて!



「ちょ、何してんの!?」