自分の部屋に戻って、私は考えてみた。


王子様に告白して、付き合いたいとかそういうわけじゃない。

ただ伝えたいだけ───うん、そんな感じかな?


まぁ、そもそもファンクラブまである王子様と付き合えるわけがないし!


逆に付き合えるわけがない、って思ってるから

告白しようって思えたんだよね!



せめて顔がむくんだりしないように早く寝よっと!

私はそう思って、早めに眠りについた。