「わ、分かりました!だからっ…離してください……」 もう熱があるんじゃないか、ってくらい顔が熱いです! そんな私を自分の方へ向けさせた先輩はふ、と笑みをこぼした。 「あー何でそんなに可愛いかな」 「!?」 先輩がかかか可愛いって!!? 嬉しいような、くすぐったいような……結局は私の顔を熱くする。 「このまま攫いてぇ……あ、今日は帰れるから、一緒に帰ろうな」 「?……はい!」 前半がよく聞き取れなかったけど一緒に帰れることは分かった。 嬉しい!!