「そ、そんな簡単に当たらないよね?」 正直、お母さんに10日間もいなくなってもらっちゃ困る。 ちょっと……当たらないことを願ってみたり。 「いーや、当たるわよ絶対!」 「えーっ…?」 何その自信……呆れちゃうよ。 まだカップに残るゼリーを見つめて考える。 だって、お母さんがいなかったら私1人になっちゃう…… 「…───あっ!!」