体育館のステージ袖、告白大会の始まりを待つ参加者達が集まる中 桃琴はギリギリまで付き合ってくれてるんだ。 「あ、うん!佐倉先輩、忙しそうに働いてたよ」 「働いてるの?」 「そう、大河先輩のクラスは執事喫茶だからね。大人気みたいよ」 し、執事……!? うわぁ先輩のことだから、絶対にカッコいいよね! 「先輩の執事姿……見たいなぁ」 あー…なんか想像しただけでにやけちゃうんですが。