「うんっ!理想の王子様って感じ!まさにどストライク♪」 「それで?」 「え?それで?って何……?」 私が首を傾げると桃琴は大げさにため息をはいた。 「アピールしなくていいの?キャーキャー言ってるだけじゃ始まんないよ?」 あ、アピール……! 思考が夢見がち、かつ単純な私の頭に思いついたことは。 「告白しちゃえばいい!?」