「桃琴ってば…」
そう桃琴に言いながらも、意識は全て佐倉先輩の方にいっていた。
佐倉先輩……
イヤな顔１つせずに、やんわりと女の子達の間を通っている。
もちろん、笑顔つき。
私が一目惚れしてしまった、あの甘い笑顔。
そういえば、私が先輩にラーメンをかけてしまった時だって
イヤな顔１つしなかった。
先輩の作り上げた“王子様”を、壊さないようにするため……
その笑顔に、私はまんまと騙されたってこと……？
メニュー
「桃琴ってば…」
そう桃琴に言いながらも、意識は全て佐倉先輩の方にいっていた。
佐倉先輩……
イヤな顔１つせずに、やんわりと女の子達の間を通っている。
もちろん、笑顔つき。
私が一目惚れしてしまった、あの甘い笑顔。
そういえば、私が先輩にラーメンをかけてしまった時だって
イヤな顔１つしなかった。
先輩の作り上げた“王子様”を、壊さないようにするため……
その笑顔に、私はまんまと騙されたってこと……？
