「いったぁ……っ!」 「ふーん……あれはやっぱり胡桃だったんだな」 腰を擦る私に、心配の言葉はなく 私がずり落ちたことを肯定だと受け取ったらしい佐倉先輩は納得したように頷いていた。 「牛丼屋に男といただろ」 「うぐっ!」 「変な声出すなよ」 「すいません……」 ………って何で謝ってんのよ、私!!