てのひらを、ぎゅっと。



次の日。


俺はある場所に向かって足を進めていた。


見渡す限りに咲いている、薄ピンク色をした花びら。


今日も満開だ。


俺は温かく胸を弾ませながら、ゆっくりと一歩一歩、足を踏み出す。


心優……今から会いに行くから。


俺の想いを……何ひとつ嘘のないありのままの俺を、今からお前に届けにいくから。


だから待ってて。


俺の大好きな心優の笑顔を咲かせてさ。