てのひらを、ぎゅっと。



ぷくっと頬を膨らませて拗ねる心優も、
何かに夢中になっている真剣な心優も。


大きな目を細めてへへっと得意気に笑う心優も、首を傾げて可愛らしくにこっと微笑む心優も。


どんな心優でも俺は変わらず好きだった。


“こうちゃん、大好きだよ”


少し頬を赤らめながら、まっすぐ俺に伝えてくれる、そんな純粋な心を持った心優を大切にしたいと思った。


俺は俺の全てで、心優の全てを愛してた。


そう、俺はこの全身で………心優を確かに愛してたんだ……。