てのひらを、ぎゅっと。



驚いた。


俺が予想してたものと全く違う答えが返ってきたから。


『で、でも………』

『いいんですよ。私、無理して笑ってる光希先輩を見てるのはつらいんです。だからそばにいて、支えさせてください…』


正直、俺の心は揺れていた。


弱った心に希衣の優しさが痛々しいほどに染みてきて。