てのひらを、ぎゅっと。



…………お姉ちゃんは、どんな気持ちでその事実を受け止めたのだろう。


自分が病気であるという現実を。


つらいのに笑う、って……すごく大変なことだよ。


「きっと心優は、お母さんに心配をかけたくないから笑ってたんでしょうね……」


お姉ちゃんの優しさがまたひとつ心に染みて、私はうっかり泣きそうになった。