てのひらを、ぎゅっと。



全ての手紙を読み終えた時、私は少しだけお姉ちゃんが近くに感じられたような気がした。


きっとお姉ちゃんは、“心優”という名前のように、心から優しい人だったのだろう。


本当に本当に優しくて、純粋な心を持った素敵な人だったんだろうな、そう思った。


お姉ちゃん、私、頑張ってみるよ。


ダメかもしれない。


もう前みたいには戻れなくなるかもしれない。


でも、諦めないよ。


“自分の気持ちに正直に”。