てのひらを、ぎゅっと。



そこには………


“中学3年生を迎えた紫苑へ”


という文字がハッキリと丁寧に書かれていた。


「お姉ちゃんからの……手紙。一人で部屋で読みなさい」


何がなんだかよく分からない。


私は動揺して、頭の中が真っ白だった。


お姉ちゃんから……私に手紙?


私は固まってしまった体をどうにか動かして二階の自分の部屋まで上がると、
ベットに腰かけた。