てのひらを、ぎゅっと。



………もう。


急に今までとは別人のように顔つきを変えるこうちゃん。


これ以上……ドキドキさせないでよ……。


「俺、お前と離れてる間すっげー考えた。希衣のこと、好きになろうと頑張った。けど………俺が好きなのはやっぱり心優なんだよ。どんだけ希衣と一緒にいても考えるのは心優のことばっかで。俺
……神様に誓える。まじで心優が好きだ」


こうちゃんの想いは、私の胸に突き刺さるかのようにまっすぐに響いた。


胸の奥がきゅーってなる。


切ないような、でも嬉しいような。


不思議な感覚。


でも言わなきゃ。


私もこうちゃんに伝えたいことがある。