てのひらを、ぎゅっと。




「当たり前でしょ?そんな悲しそうな顔しないでよ………。私はいつでも心優と一緒に生きてるから。だから………そんな寂しく思わないで。……頼ってよ………?」


いつのまにか、私の目からは無数の雫が溢れていた。


その雫の粒は、梨帆の制服のシャツにポツポツと染み込まれていく。


「このてのひらの温もり、忘れないで。
私たちは繋がってるんだから。無理に笑わなくていいよ。私の前では、泣いていいから。だから心優、一人でなんでも抱え込むな。私を頼れ」

「うぅ……う、り、ほ……り、ぃほ……」