てのひらを、ぎゅっと。



「お、か、さん……。ここ、どこ…?」

「病院よ!あなた、サッカーしてて倒れたのよ……っ」


安心したように大粒の涙を零すお母さんを見て、あぁやっちゃった、また泣かせちゃったな、という罪悪感が襲ってくる。


「ごめ、なさっ………」

「いいの……っ。あなたが目を覚ましてくれたから……」


”もういいの“


真っ赤な目で私を見つめながら、微笑むお母さん。


その顔はすごくやつれていて、微笑んだ笑顔は無理に笑ってるのがバレバレだった。