てのひらを、ぎゅっと。



「……………ゆ………ゆ……心優!?」


………あれ?ここはどこ………?


あ……この匂い………知ってる……。


「心優!心優!大丈夫!?」


あれ………お母さんの、こ、え……?


なんでお母さんがいるの………?


私、学校…。


「心優!起きて!」

「お、かあ、さっ」

「心優!?」


私は重たいまぶたをそっと開く。


私の目に飛び込んできたのは、真っ青な顔をしたお母さんだった。