「サッカー部のキャプテン?」 朝陽の言葉に、いまいちピンとこない って誰だっけ?知らねぇや 俺、莉子ちゃんしか覚えない主義だし。 ええい、いいや 「朝陽、俺抜けるわ!」 「おーがんばって」 手を上げて俺をニヤニヤと見る朝陽を睨んでから、教室を出た いく先はもちろん莉子ちゃんのとこ。 莉子ちゃんへの告白なんかとにかく断固阻止だ!