「呼ばれてここに来たってことは、その気があるんだよね?」 名前も知らない男の子は、ニヤニヤと不気味な笑みを浮かべてあたしとの距離をさらに詰めてくる。 「へ……?その気……?」 その気って、どの気? 男の子の言葉がわからなくて首を傾げた。 だってあたしがここに来たのは朝。 靴箱に入ってた手紙に【話したいことがあります。放課後、特別棟の空き教室に来てください】って書いてたからだよ?