「矢沢くーん」 「……なに?」 さっきから、俺の隣で甘い声を出す名前も知らない女 ベタベタ触るなよ、鬱陶しい ―――なんて、口にすることもなく俺は椅子に腰掛けた 莉子ちゃんと別れたって話題は、1日で学校中に広まった そのおかげで、また俺の取り巻きが出現