気づけば涙が溢れ出て 拭いきれない涙がテーブルに落ちていく。 「翔早くん…あたし…」 「ごめん。もうその涙、拭ってやれない」 視界がぼやけて、 翔早くんの顔がよく見えない。 どんな顔してるかも。 でも見えないけどたぶん―……。