そう言う前に、翔早くんがあたしの腰に 腕を回してそのまま抱きしめた あまりに自然な仕草にドキッとした 「えっ、翔早く…」 「莉子ちゃん」 甘い声 潤んだ瞳があたしを見て 「キスしていい?」 あたしは頷くしかなくなるんだ