甘いアイツのお気に入り





「ん?」



「くすぐったい…」




立ってるあたしの前にひざまずいてる翔早くんが、顔を上げた




――――ドキッ




よく考えてみれば、なんて態勢




かぁぁとまたしても赤くなるあたし




だめだ…恥ずかしくて死んじゃう





「あ、っありがとう翔早くん。あたしもう…」




『大丈夫』