「なにこの個人情報だだ漏れな。」



「だから最初にも言っただろうが、そーいうもんだって。」



煌大が呆れた顔で帝に言った。




「やっぱり捨てないと。」



「ちょちょちょっ、何してんの、帝ちゃん。」



とめにはいる遥空。




「何ってライターで燃やそうと思って。」



ライターを取り出し今にも燃やし出しそうな帝。




「せっかくだから置いとこ?思い出だよ、俺らの。」



遥空はそれを止めるのに必死。




「そーだよー!!、俺らの思い出思い出!!」


うるさい勇司まで絡んできた。



「……意味わかんない。」