「…………だって」
「いいから」
えぇっ、こんなとこで“いいから”!?
大事じゃん?
「…大事じゃねぇよ馬鹿」
「嘘だ!」
「……………」
哲の手が。
ささやかながらの胸に、触れた。
「なんで今、胸の話なんかすんだよ……」
耐えられなかったらどうしてくれんの。
蜜、もう嫌だろ?
明日の方がいいだろ?
って。
「…………なに、が?」
「………」
あれ?
何か、食い違っているような。
私は、このまま男女の関係になるのかなあ、なんて思っていたのだけれど。
勘違い?
…チョー恥ずかしいね私?
「…俺……耐えなくても?」
「…なんで耐える、のかな?」
「………………………」
いや…どうして黙る…。

