朝の旋律、CHOCOLATE ~Whole Lotta Love~



ああ…
どうしよう。
どうしよう哲。

私、やっぱり少しは怖い気がする。


ほんとに、ほんとに、居なくならない?
私を、嫌いになったり、しない?


だって。

職場が同じで、部屋が隣で。
一緒にごはん食べたら。

24時間、一緒にいるようなものだよ?

もし喧嘩したら、逃げ場もないんだよ?

つらくない?


私、これ以上したら………
離してあげられなくなるよ?




っていうか………私…私…

……貧乳なんだよ!?




キスの合間合間に、私はいたって真面目に言ったつもりだったんだけど。

哲は不意に動きを止めると、唇を離し、引きつった笑みを浮かべた。



「…蜜…………」


な…なに…
だって大事なことでしょう?
哲のDVD………ましゅまろちゃんばっかり……


哲の、包帯の手が、私の背を支える。

隠すように、胸の前で組んだ私の両手を、哲の右手が、そっと握って。


蜜は…ほんと馬鹿だよな、と。

指の間を、なぞった。