「私のこと、真ちゃんにあげちゃったくせに!!」
『みっ…蜜に言われたくねぇよッ!!』
「なんでッ」
『お前、俺を誰かとくっつけようとしただろうがッ!!!』
「…しっ…………」
…………した…、ね。
『さっさと帰って来い馬鹿がッ!』
「………はぃ」
…やっぱり私が…悪かった……ね…?
私は、無くさないのかも知れない。
無くすのが怖くて、手に取るのを躊躇っているだけなんだ。
すごく欲しいのに、壊れちゃったり無くなっちゃったりする事を心配して、手に取れない。
『……ごめん』
ごめん、蜜。蜜。
何を謝っているのか、はっきりとは解らないけれど哲は。
待ってるから、と。
真也に代わって、と。
何故か私のブラのサイズを確認しては首を傾げる真ちゃんの存在を、思い出させた。

