恐怖短編集

「お遊びか」


洋太は低い声でそう言った。


「はぁ?」


男は、少し高く、幼いとも思わせる声でそう聞き返してきた。


小首をかしげ、落ち着かないように上半身を揺らす姿はまるで小学生のようだ。


「俺がこの状態でいることを、お前は楽しんでるんだな」


「何だよ、楽しんじゃわりぃのか」


すぐに巻き舌を使い、自分の不機嫌さを隠そうともしない。