【side 麗希(美結)】



『なぁ、ちょっとだけ待っててもらっていいか?』

「「「「「あぁ(うん)(…)」」」」」


そう言って、私は屋上の隅に行った。



プルルルっプルルルっ


『もしもし。すぐ、櫻川高校の屋上に来てもらっていい?
幹部以上全員連れて来て。
ようくんに言っておくから、学校には入れるようにしておくよ。
ってことでよろしく。』


俊「了解しました。
すぐ、向かいます。」