美結「もし信用できなくてもちょっとずつ私たちのことみてくれると嬉しいな。

確かに初めてあった人のこと信用しろって言われてもできないかもしれない。

だけどさ、信用できないから。って言って境界線張ってたら誰とも関わっていけなくなっちゃうよ?」


まぁそういう人も多いから。あなたにはなってほしくないし。と付け足すように言った。


智佐「うぅっ・・・うっ。」


美結「あら・・・泣かせちゃったかしら・・・
ごめんね・・・」


智佐「だ、大丈夫です!!

お、俺がんばります!美結さん、姫兎なら信用できるから!!

ありがとうございます!!
こんな俺だけどよろしくお願いします!!」




家族がまたひとり、ううん。
たくさん増えた日だった。