「お前……今日知ったのか?」
私がしばらくして泣き止むと海斗は聞いてきた。
「うん。……今日朝教室行った時にね」
「お前……あいつのこと好きなんだろ?」
海斗が真剣な目で聞いてくる。
「春樹のこと?」
「ああ」
私は少し黙り込んでから
「そうだよ」
と答えた。
でもその声はもう震えていてまた涙が出てきた。
「奈未……」
海斗は安心させるように私の頭を撫ででくれる。
私がしばらくして泣き止むと海斗は聞いてきた。
「うん。……今日朝教室行った時にね」
「お前……あいつのこと好きなんだろ?」
海斗が真剣な目で聞いてくる。
「春樹のこと?」
「ああ」
私は少し黙り込んでから
「そうだよ」
と答えた。
でもその声はもう震えていてまた涙が出てきた。
「奈未……」
海斗は安心させるように私の頭を撫ででくれる。

![[完]Dear…~愛のうた~](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.778/img/book/genre1.png)