「お初にお目にかかります。海鈴様の花嫁様。私はツヴァイと申します。空界で紫音様に使えております。お名前を伺ってもよろしいですか?」 「あ、はい。初めまして。いのりと申します」 空界の紫音様とは、以前、海鈴さんに会いにきた彼のことだろう。 無表情でどこか冷たい雰囲気の彼。 その紫音様に使えるツヴァイさんは紫音様とは正反対だ。 彼に見習って頭をさげれば、ツヴァイさんは言う。 「紫音様から、話は聞いていましたが、おめでとうございます。海鈴様。素敵な花嫁を見つけになりましたね」 ・