武士道セブンティーン!!


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夜もすっかりふけた。

持っていた腕時計は一時半を指していたが、
あまり信用はできない。


何だかんだ言って寝てしまっていたらしい。

あの態勢のまま寝てたから、体のあちこちが固まって痛い。


むくりと起き上がり、しばらくボーッとする。

瞼が重い。眉間をしかめながら、霞む目を擦る。


(………あー、ダル………)


外にいるはずの斎藤は、気配はあるが静かなことから、寝ているのかもしれない。