土方の考えている事を図るように、無表情で見つめる。 土方はそんな沖田を尻目に起き上がると、長い髪を後ろに払い、手を後ろに付きふんぞり返った。 サラリ、と艶やかな黒髪が肩から流れ落ちた。 「────片付けぐらいして行けってな。 テメェが散らかしたんだ、責任もって片付けさせに来い」 「…………了解」 土方らしい意地の悪い笑みに、沖田もニヤリと笑い返した。