武士道セブンティーン!!


「そう。眞希ちゃんが余計なことしてくれたから、俺たち君の扱いに困ってるんだ」

「何か失礼な言葉聞こえたよ」

「長州の間者の疑いがあったなら、殴るなり蹴るなり自由なんだけど。
もっと言うなら男だったらもっと遠慮なく斬るなり刺すなり出来たんだけど」

「ちょっと?何なのこの人。あたしをメチャクチャにする気満々じゃないですか」

ニッコリ笑顔で言うからリアクションに困る。

扱いずらそう。

つか扱いずらいわ。メンドクセェ。


「………ん?」
すると突然、沖田が眉を上げ、目を丸くしてあたしの姿を見た。