武士道セブンティーン!!


「ほっといて下さい」

仏頂面で畳に座る。


「何話してたんです?」

井上さんが聞いた。

そういえば、戻ってくる途中部屋からの話し声が騒がしかった。

忘れてるかもしれないけど、今 一応夜だよ。
こんな時間にわざわざ風呂沸かしてもらって入るのもアレだけど。

まぁしょうがないよね。うん。


「宮本をどうするか話していた」

土方が言った。

「えー。何ですかそれー」

「何だよ」

「まだあたしの事疑ってるんですかー?
でも一応あたしだって捕縛に一躍買ったんですから、無下には扱わないですよねー」

「お前ホンット腹立つな」

「ありがとう」

「褒めてねぇし」

「知ってる」