武士道セブンティーン!!


あたしがそんなこと考えていると、さっきの源さんが戻ってきて、

「宮本さん。湯が沸いたよ。そろそろ入っていいだろうから、準備しておいで」


戸から顔を出しニッコリ笑う源さん。

日に焼けた肌に、白い歯が零れる笑顔が何とも爽やかだ。


「カッコイイ」

「え?」

「いいえ。すぐ行きます」

口から出ていたらしい。
あたしは慌てて立ち上がると、源さんに着いていった。