「たいようくん、たいようくん。

どうして泣いているの?」



たいようくんが泣いていると

しばらくしてから

やわらかくて、かわいい声が

きこえてきました。



「こんなにぽかぽかして気持ちのいい日に

泣いているなんてもったいないでしょう?

なにかあったの?」



やさしいえがおでしんぱいしてくれたのは

てんしちゃんでした。