それ以下でも以上でもない。 ...あたしが春希たちの恋愛に口出しする権利なんてない。 ......そんな勇気もない。 『......』 もしもあたしがここで泣き喚こうが、怒ろうが、春希たちにはなんの影響もなくて。 『.........』 やがてなにか話していたらしい2人は、再び歩き始めた。 あたしに、背中を向けて。