中学の頃から、ずっと春希に片思い。
だから、一緒の高校に行くために必死に受験勉強して...。

無事、高校が一緒のところに受かって嬉しかった。




「あ、寝ぐせついてる」



そういって、あたしの髪の毛に触れる春希。



「あ、本当だ...」


恥ずかしい...。
毛先が、綺麗にくるんとなっている。


なんで朝、気づかなかったんだろう......。