「じゃぁシンさん。また来るから」 「おう!いつでも待ってるよ」 楽器屋さんを出たのは、3時頃。 なんだか、土屋の表情が柔らかくなったのは気のせいだろうか? 「...なんか、嬉しそう?」 「は?」 「いや、ギターやってから、ずっとスッキリした顔してるから...」 「......まぁ、ギター好きだしな」 「...意外だなー」