考えるだけ無駄だって、そんなの前々から分かりきってたことだった。

希望を捨てた先にあるのは、そう、あまりにも簡単な答えだ。

苦しそうに涙を堪えるくらいなら、稀有な出来事を期待するくらいなら、こうなる前にどうしてもっと、未来に夢を描かなかったんだ。