私には一生をかけて、この人のことだけを好きでいると決めている人がいる。


 私にとって、彼だけがこの世で唯一の男の人だ。


 もう彼のことしか愛せない。


 たとえこれからどんなことが起ころうとも、私の気持ちは、決して変わらない。


 盛大に鳴り響く教会の鐘の音を聞きながら、私はそう強く誓った。