準備が10分で終わるって、女子としてはどうなんだろう。 まぁいい。 昨日のうちに洗っておいた弁当箱に、ご飯と 解凍した冷凍食品を詰めていく。 いつもはパンなのだが、今日は何となく作りたい気分だ。 「舞姉」 「……あ、雄大(ユウダイ)。早いな、おはよう」 「おはよう」 パジャマ姿のまま声をかけてきたのは、下の弟の雄大である。