空色ホイッスル

まさかこんな展開になるなんて思いもしなくて放心状態の私。



ただ立っていることしかできない。



「芽衣、１回しか言わないからよく聞いて。



俺、芽衣のことが好きだ。



これからまた何かあったとしても、俺も力になるから



１人で何でも解決しようと思わないで俺のことだけを信じて、



俺と一緒にいて」



「はい！わたしも……私も一ノ瀬くんのこと大好きだよ」



と言って私も一ノ瀬くんのことを抱きしめた。