真優の唯一が俺であるようにと、ずっと願って止まなかった。 真優の言葉に耳を疑いここは自分が妄想して作り出した架空の世界なんじゃねえのかと一瞬思った。 だが自分の腕のなかに真優がいることは、これが現実だと言うことを証明していた。 ここまで来れば自惚れてしまう。歓喜からか驚愕からか微かに声が震えた。 「俺はずっとお前だけを見てきた」 「うん…」 「ずっと、ずっと好きだった」 「うん…っ」 「……嫉妬で気が狂いそうだった」 「…っごめんね陽」