そして春休み。

私はしゅんに早く言いたくって、走っていってみる。

でも、いつもだったら人がいるお屋敷に

「誰もいない・・・。」

しーんと静まり返っている。

ちょっと緊張したけれど、チャイムも押してみた。

すると、全然知らない人が出てきた。

「どちら様ですか?」