*真琴Side

目が覚めると、そこは

「・・・どこ?」

部屋だった。

「まこと。おはよう。」

あぁ。そうだった。

雪の上を転んで病院だったんだっけ。

お母さんが、笑顔を浮かべながら言った。

そして、

「今ね、しゅん君のお母さんがきているのよ。」

「え?しゅんの?」